仕事と介護の両立支援に関する経営者向けガイドライン⑤
こんにちわ!宮崎県延岡市で活動しているケアマネジャーの吉岡 邦雄です!
宮崎県延岡市北浦町の下阿蘇ビーチです。
環境省が定める海水浴百選の「特選=九州NO1」に選定されたビーチです!
利用者宅を訪問後に天気も良く綺麗だったので撮影しました。
綺麗な海で癒されます
今回も経済産業省の「仕事と介護の両立支援に関する経営者向けガイドライン」に触れてみたいと思います。
上記は従業員の実情(3つの特徴)と今後、企業に期待される事項が記されています。
従業員の実情(3つの特徴)
左側に従業員の実情(3つの特徴)ですが
・自身の介護状況開示への消極性
介護状況の開示に抵抗感があり、タイミングを逃してしまうとありますが何となく共感できるような気がします。
・介護の状況は多様かつ可変であり、将来予測が困難
介護は個別性が高いです。また育児と大きく違うのが将来予測が立てにくい事が大きいですね。
・肉体的負担に加えた精神的負担の増加
特に認知症では家族の精神的負担が大きくなります。初めて介護する家族は「こんなに大変だったのか。」と話される方が多いです。
今後、企業に期待される事項
右側の今後、企業に期待される事項ですが
・企業内の実態把握の推進
私も定期的なアンケートが効果的だと思います。以前勤めていた職場は「ストレスチェック」のアンケートが定期的に行われていました。
・情報発信によるリテラシーの向上、個別相談の充実
企業側からの案内が必要かなと思います。少しでも介護を「我が事化」に持っていくのは重要だと思います。相談窓口の設置があると従業員も安心できるのではと思います。
・人事労務制度の充実・コミュニティ形成
育児・介護休業法に加えて自社独自の制度を創設する企業も現れています。介護の情報共有の場や茶話会など気軽に集まれる場所も効果的かなと感じております
しかしこのような取り組みをしている企業が果たしてどのくらい存在するのでしょうか?経済産業省では先進企業事例集も紹介しています。
大企業が中心ですね。しかしいずれは小規模の企業もこの問題に直面するのではないでしょうか?
また今年の4月より育児・介護休業法の改正が段階的に実施されることになりました。このような情報も従業員に発信して、制度を利用しやすい環境を作る事も大事だと思います。
「育児・介護休業法の改正」については次のブログで説明したいと思います。
「仕事と介護の両立」に取り組み、採用強化、キャリア支援をお考えの企業は
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皆様の肌感はどうでしょうか?
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