親の口座はどうなる?銀行で実際に聞いてみた話 ~ 資産凍結を防ぐために今できること ~
こんにちわ!宮崎県延岡市で活動しているケアマネジャーの吉岡 邦雄です。
前回は、母とエンディングノートをきっかけにお金の話をすることができた経緯をお伝えしました。「元気なうちに少しずつ話をすることの大切さ」を実感した出来事でした。前回の記事はこちらです→認知症による資産凍結 ~親にお金の話を切り出すのが怖いあなたへ~|BLOG | ゼロイチ合同会社
今回はその続きとして、実際に母と一緒に銀行へ行き、どのような話を聞くことができたのか、そして資産凍結を防ぐために知っておきたい「代理人カード」についてお伝えします。
銀行に行く前の正直な不安
正直に言うと、銀行に行く前はいくつかの不安がありました。
・何を聞けばいいのか分からない
・銀行はどこまで教えてくれるのか
・親の前でお金の話をして大丈夫なのか
同じように感じている方も多いのではないでしょうか。私自身も、「少し大げさではないか」と思う気持ちもありました。しかし、前回母と話をしたことで、「今のうちに確認しておこう」という気持ちが強くなり、一歩踏み出すことにしました。
実際に銀行で聞いたこと
当日は、母と一緒に窓口へ行き、「将来のことも含めて相談したい」と率直に伝えました。すると担当の方は丁寧に対応してくださり、いくつか重要な話を聞くことができました。
・本人と家族が窓口に行き代理人カード申し込み可能。
・即凍結ではないが、状況によっては制限される可能性がある
・銀行としては死亡を確認した際に口座を凍結。
もちろん上記は各金融機関により異なるそうです。私の相談した地方銀行は上記の回答でした。
代理人カードという選択
しかし金融機関にとっては本人の判断能力により口座凍結の可能性はあるとの事でした。
そこで今回の相談したのが「代理人カード」という仕組みです。
これは、あらかじめ登録しておくことで、家族などが本人に代わって口座の入出金を行えるようにするものです。
手続きとしては、
・本人と代理人が一緒に窓口に来店する事。
・本人確認書類の提出(マイナンバーカードなど)
・本人の通帳と印鑑とキャッシュカード
・代理人の身分証明書
が必要でした。
代理人カードでは引き出し、入金しかできない。本人が紛失した場合は本人からの連絡で停止、再開。(代理人はストップできない。)万能ではないということですね。
もちろん上記は各金融機関により異なるそうです。私の相談した地方銀行は上記の回答でした。
手続きは30分程度で終了しました。
後日、一週間で代理人カードが郵送されてきました。
実際に行って感じたこと
今回、母と一緒に銀行へ行って感じたのは、「思っていたよりハードルは高くない」ということでした。もちろん、お金の話はデリケートです。しかし、エンディングノートというきっかけがあったことで、自然な流れで話を進めることができました。
そして何より、「今のうちに確認できてよかった」という安心感がありました。
これからの一歩として
元気な親に対して、老後やお金の話をすることに抵抗を感じる方は多いと思います。私もそうでした。
しかし今回の経験から感じたのは、「難しく考えすぎなくていい」ということです。 まずは、
・一緒に話をしてみる
・分からないことを確認してみる
・できることから始めてみる
それだけでも大きな一歩になります。
特に銀行への相談は、「今の状況を知る」という意味でも非常に有効だと感じました。
今回のテーマを一言で表すと、
「元気なうちにしかできない準備がある」ということです。
すべてを一度に決める必要はありません。今回のように、一つひとつ確認していくことで、将来の不安を少しずつ減らしていくことができるのではないでしょうか。
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