仕事と介護の両立支援に関する経営者向けガイドライン④~採用強化の施策としての仕事と介護の両立支援~
こんにちわ!宮崎県延岡市で活動しているケアマネジャーの吉岡 邦雄です!
桜が満開の季節になりましたね。
4月6日の宮崎県延岡市での桜の様子です。
皆さんお住まいの地域はどうでしょうか?
今回も経済産業省の「仕事と介護の両立支援に関する経営者向けガイドライン」に触れてみたいと思います。
仕事と介護の両立支援が企業に与える影響
上記では、仕事と介護の両立支援が企業にどのような影響を与えるかを説明しています。
左側にリスクの項目があり、右側にリターンが記されています。
これらを「可視化してみる」事は非常に重要だと思います。
経営層視点、人事部門視点、現場パフォーマンス視点と3つの視点で構成されて
いる点も興味深いですね。
いずれも大事だと思うのですが私が特に気になった項目があります。
人事部門視点の
リスク「離職者数の増加」「採用力低下」 →リターン「職員定着率の向上」「採用力向上」
です。
採用強化は多くの企業の課題
前回のブログ「仕事と介護の両立支援に関する経営者向けガイドライン」③ ~採用強化、キャリア支援の視点で~|BLOG | ゼロイチ合同会社
でも採用強化の視点でのお話をしました。
まだまだ仕事と介護の両立支援では共感を得る事が難しいのですが
「採用強化」は多くの企業が抱えるテーマだと感じてします。
当然、「労働環境や福利厚生の整備」も「採用強化」のための施策の一つだと思います!
現在、宮崎県で建物再生業(リノベーション)の経営者と関わらせて頂いております。
こんな活動もしています。
↓
私も勉強会の作り込みに関わらせて頂いております。
この経営者は建物再生業(リノベーション)に特化することで自社にしかできない
価値を地域に提供しています。
建物再生業(リノベーション)に共感した若者(20代)が大工を目指して入社してきます。
職人不足と言われる業界で大工志望の若者を「日雇い」ではなく「正社員」として迎え入れ
社員教育に取り組みます。
採用強化の施策としての仕事と介護の両立支援
若者の採用がテーマの勉強会ですが、経営者としてはこの若者を長期間の雇用を前提に
経営計画を作成しています。
前述した「労働環境や福利厚生の整備」も入社した若者が長期間の在籍を可能にする
手段の一つだと思います。
「仕事と介護の両立」に取り組み、採用強化、キャリア支援をお考えの企業は
ゼロイチ合同会社のこのサービス法人向け 介護離職防止コンサルティング | ゼロイチ合同会社をどうぞ!
皆さんの周囲(肌感)はいかがでしょうか?
コメント