ビジネスケアラーについての実践報告!
こんにちわ!宮崎県延岡市で活動しているケアマネジャーの吉岡 邦雄です。
写真は宮崎県日向市で10月16日に開催された宮崎県北市部10月例会の様子です。
経営者、経営幹部が集まる勉強会です。
この例会でビジネスケアラーについて登壇させて頂きました
本日はその内容についてのお話をさせて頂きます。
市場・顧客及び自社の理解と対応
今回の例会のテーマが「市場・顧客及び自社の理解と対応」でした。
まずは市場の分析からスタートです。
要介護者(介護が必要な高齢者)は2040年まで増加傾向していく、これは誰でも予想できる事だと思います。
それにともなって増加するビジネスケアラーの数と経済的損失額を紹介しました。(経済産業省HPより引用)
2030年度にはビジネスケアラーが314万人、経済的損失が約9兆円です。
ビジネスケアラーを抱える企業への対応
そこで弊社の対応についての紹介をさせて頂きました。
サービス名は「企業向け介護離職防止コンサルティング」
そのサービス内容は
現状分析:アンケートなどで社員の介護リスクや意識の実態を調査し、課題を見える化。
研修・啓発:セミナー等で社員向けの介護基礎知識や相談窓口の周知。
個別相談:社員からの介護相談に対応し、「社員がどうしたいか?」の意志決定のサポート。
企業に期待できる効果として
・社員のキャリア支援。
・貴重な人材の流出を防ぎ、人材定着率を向上。
・社員の安心感・働きやすさの向上によるエンゲージメント強化。
・企業の社会的信用の向上と法令順守対応。
・その他社員のニーズ把握など・・・
を紹介させて頂きました。
個別相談では従業員のキャリア支援、仕事と介護の両立に重きを置く事を説明しました。
CSR(企業の社会的責任)については2023年にこの話をすると私の周囲には「何それ?」と言う方が多かったのですがさすがは中小企業家同友会です。
反応される経営者が多く、また確実に時代の流れも感じております!
セミナーでの事例も紹介
今までに頂いた質問も紹介しました。
・介護に関してはどこに相談すれば良いのですか?
・施設の費用はどのくらいですか?
・みんな年金だけでまかなえているのか?子供が手出ししているのか?
・親や自分の将来の介護について、何を話し合っておけばよいか?
・介護認定を受けていないのに介護休業はとれるのか?
・施設が満員で入れない人は市内でどれくらいいるのか?
など
どれも興味深い質問です。他にも沢山頂きました!
参加者からはすでに社員のためにすでに似たようなサービスを導入しているとの声も聞く事ができました。
仕事と介護の両立について実感した事
私がこの問題をおぼろげながらに頭に描いたのは令和2年のコロナ過の時です。
その時の私の周囲には介護による離職に対してさほ意識はなく、地元を代表する大手企業でも反応が薄かった事を思いだしました。
しかし確実に時代は流れてビジネスケアラー問題を意識される経営者、経営幹部が増えてきていると実感できました。
今回、弊社の事業を紹介させて頂き本当に有難う御座いました。
「仕事と介護の両立」に取り組み、採用強化、キャリア支援をお考えの企業は
ゼロイチ合同会社のこのサービス法人向け 介護離職防止コンサルティング | ゼロイチ合同会社をどうぞ!
ゼロイチ合同会社では今後もビジネスケアラーを抱える企業向け介護セミナーの依頼を頂いております。宮崎県内はもちろん県外出張も行います。そこでアシスタントを募集しています。主に写真撮影とアンケート用紙配布です。
お気軽にお問い合わせください。
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