ケアマネジャーが介護離職防止に対してできる事
こんにちわ!宮崎県延岡市で活動しているケアマネジャーの吉岡 邦雄です!
写真は宮崎県高千穂町の観光スポット「高千穂峡」です。国内はもちろん、近年は外国人観光客も多く訪れています。
私の住んでいる延岡市から車で約45分程度で大好きな高千穂神社や荒立神社など他にも観光スポットが沢山あります!是非一度来てください
さて今回は今更ながら、介護支援専門員(ケアマネジャー)についてお話させて頂ければと思います。
なぜ今更、自分の職種を説明?
私たち居宅介護支援事業所の介護支援専門員(ケアマネジャー)は通常介護サービスが必要になった利用者から地域包括支援センターや病院の相談員を通して依頼を受けるケースがほとんどです。そうした流れだと「サービスを受けたい方」と「サービスを調整する職業」として出会います。その流れだと自分の職種の説明も比較的スムーズに進みます。
しかし今まで介護に関わった事がない方、あまり関心のない方からすれば「介護支援専門員(ケアマネジャー)の◯◯です。」と自己紹介しても当然「ケアマネジャー??」となります。
私が現在、実施している企業向け介護セミナーや地域包括支援センターの地域での介護の出前講座を見学させて頂いた時もそのような反応がほとんどでした。
しかし自分が実施している「仕事と介護の両立支援」「介護離職防止コンサルティング」の活動は「介護に関する事」「地域包括支援センター」などを将来に備えて知ってもらう活動でもあります。
介護支援専門員(ケアマネジャー)とは?
親の介護が必要になったとき、介護保険サービスを使いたいとき…最初に相談する相手として活躍するのが「介護支援専門員(ケアマネジャー)です。ケアマネジャーは、簡単に言うと介護の案内役・調整役です。介護が必要になった方やそのご家族に寄り添いながら、介護保険サービスをスムーズにサポートいたします。
◯主な役割としては
・要介護認定の申請サポート介護サービス計画(ケアプラン)の作成
・デイサービス、訪問介護、福祉用具レンタルなどのサービス調整
・利用者・家族との面談・相談対応
・サービス開始後のフォローと定期的な見直し
介護は一人で抱えるには大変なことも多いですが、ケアマネは“チーム介護”の司令塔として全体を調整してくれます。但し会社で表現するとあくまでも経営者は利用者本人やご家族、ケアマネは執行役員ととらえた方が良いと考えています。
◯どんな人がケアマネになれるの?
ケアマネになるには、医療や福祉の現場で働いてきた経験が必要です。例えば、介護福祉士、看護師、社会福祉士などの資格を持ち、実務経験を積んだうえで「介護支援専門員実務研修受講試験(ケアマネ試験)」に合格した人だけが、ケアマネとして働けます。そのため、介護や医療の知識が豊富で、なおかつご本人やご家族の気持ちに寄り添う“人間力”も求められるお仕事です。
◯相談するタイミングは?
「まだ介護は必要ないけれど…」と思っていても、実は早めの相談がとても大切です。
たとえばこんなときに、一度相談してみることをおすすめします。
・最近、物忘れや転倒が増えてきた
・家の中での介助が増えてきた
・介護保険サービスについて知りたい
・家族のことで不安や悩みがある
ケアマネは、相談を受けたからといって無理にサービスを勧めたりはしません。今の状況に合わせて、必要な支援を“提案”してくれる存在です。
◯ケアマネはどこにいるの?
ケアマネは主に以下の場所にいます。
・居宅介護支援事業所:在宅での介護サービスを調整する専門事業所です。
・地域包括支援センター:高齢者の総合相談窓口として、介護予防を含めた支援を行います。
お住まいの市区町村のホームページや福祉課に問い合わせれば、近くの事業所を紹介してくれます。令和4年度の調べでは全国のケアマネジャーの資格保有者数(累計):約 739,215人 。宮崎県内の登録者数(令和4年度末) 約7,531人。宮崎県内で実際に活動しているケアマネジャーはこのうち、登録後研修修了などを経た 約7,500人前後と推測されております。
以上が介護支援専門員(ケアマネジャー)の職種の説明になります。ご質問などあればお気軽にお問い合わせください。また介護支援専門員(ケアマネジャー)は数多くの事例を経験しています。私はこの介護支援専門員(ケアマネジャー)の経験が企業の介護離職防止に貢献できると信じております。
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最後になりますが介護の不安、ひとりで抱えないで介護が始まると、不安や悩み、分からないことがたくさん出てきます。そんなとき「誰に相談したらいいのか分からない」という声はとても多いのです。でも安心してください。ケアマネジャーは、あなたの“身近な介護の相談役”です。
「困ったら、まずケアマネに相談してみましょう!」
そう思っていただけたらうれしいです
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